日本茶の保健効果
最近の研究で、日本茶(緑茶)に含まれる成分には、様々な健康に対する効果効能があることが分かってきました。
その中で、緑茶に含まれるカテキン(EGCG)が、インフルエンザなどのウイルスの表面にある突起(スパイク)に結合し、宿主細胞の表面へのウイルスの吸着を阻害して感染を防ぎます。この効果はインフルエンザウイルスの型によらないとされています。
また、茶カテキンの他に乾燥茶葉の中に0,5%程度含まれているスクリクチニンと呼ばれる成分もウイルス膜と細胞膜が結合するのを邪魔することでウイルス感染を防ぐことが明らかになってきています。またカテキン以外にもテアニンやビタミンCといった免疫力を高める成分が含まれています。
静岡県立大学薬学部 鈴木 隆 教授・山田 浩 教授 著述より
【東京都茶業組合】